コアラ コアラとヒミツのパップ 
【背景：平原】
サーバル
「いたたた……」
コアラ
「あー、サーバルさんー、怪我したんですねー」
サーバル
「あ、コアラ。そうなの、ジャパリバスから降りる時に思いっきり転んじゃって……」
コアラ
「よしよしー、痛かったですねー。
私のパップで治してあげますからねー」
サーバル
「ありがとうー！
コアラはいっつも優しーから、ついつい甘えちゃうんだよね。
私だけじゃなくて皆もだけど」
コアラ
「んー、私は甘えられると嬉しいのでー、どんどん甘えてほしい
ですねー。よーしよしよしー」
サーバル
「そ、そんな、優しく撫でくり回されたら……ふにゃあ……」
サーバル
「って、危うくヘブンな気持ちになりかけた！？
コアラの優しさの恐ろしさの片鱗を見たよ……！」
コアラ
「えー、サーバルさんは大げさですー」
サーバル
「んー、いつも甘やかしてもらってるから、たまには恩返しした
いなぁ。ねぇねぇ、私たちにして欲しいことないかな？ 」
コアラ
「して欲しいこと、ですかー。
そうですねー、じゃーーー」
コアラ
「ユーカリ集めにご協力いただき、ありがとうございますー」
サーバル
「コアラのパップはユーカリから作るんだもんね。
いつもお世話になってるから、これくらい当然だよ」
パークガイド
「パップは本来、コアラさんが赤ちゃん用に作る離乳食なんです
よ」
コアラ
「はいー、でも、今使ってるのはトワさんの
お守りの力のおかげで、皆さんの怪我が治せるようになったも
のなんですー」
コアラ
「トワさんにはー、いつも感謝してるんですよー」
パークガイド
「さて、皆さん。
こちらが、ユーカリの群生地です」
パークガイド
「セルリアンが居ると情報がありますので、気を付けてくだ
さいね！」
サーバル
「よーし、セルリアンを倒してユーカリをいっぱい採るよ！」
コアラ
「お願いしますー。
でもー、あんまり怪我しないよーに気を付けてーくださいねー」
サーバル
「よーし、ユーカリをたくさん採るぞー」
コアラ
「採るユーカリは新芽をお願いしますねー」
＜戦闘＞
サーバル
「……うう、何これ……。ユーカリの葉、ぜんぜん美味しくな
いよ！？」
パークガイド
「あ、食べちゃったんですか……？」
パークガイド
「ユーカリの葉は昆虫などに食べられるのを防ぐためにタンニン
や油分が多く含まれて居るのです。だから、消化に悪くて本来
あまり食用には適さないんですよ」
パークガイド
「実はコアラさんとはいえ、限られた種類のユーカリしか処理は
できません。ここにあるユーカリの新芽は、ちょうど良いので
す 」
コアラ
「なので、私がパップにしちゃってから皆さんに提供してるんで
すよー」
サーバル
「ふぅん、なるほどねぇ。
ところで、パップってどうやって作るの？」
コアラ
「気になりますかー？」
サーバル
「うん、教えて教えて！」
パークガイド
「あ、その、サーバルさん……それは……」
コアラ
「作り方は秘密ですー」
サーバル
「えーー、教えて教えてー！」
コアラ
「えー、ひーみーつーでーすー」
パークガイド
「あ、あの、セルリアンが来ましたよ！」
＜戦闘＞
コアラ
「それでは、ちょっと奥の方でパップを作って来ますねー」
コアラ
「作ってるところを覗いちゃ駄目ですよー？」
サーバル
「行っちゃった。
……うー、気になるなぁ。パップってどうやって作ってるんだ
ろう」
サーバル
「ね、ガイドさんもきになるよね！」
パークガイド
「え、あ、私、ですか？
ええと、そうですねぇ……その、気になるというか、気にしな
い方がというか……」
サーバル
「なんだか歯切れの悪いガイドさん……。
うーん、やっぱり、コアラが戻ってきたら、もう一度聞いてみ
ようっと」
コアラ
「あーれー」
サーバル
「今のは、コアラの悲鳴！？なんか危機感ゼロだけど！」
パークガイド
「わわわ、セルリアンに襲われたみたいですね！
トワさん、助けに行きましょう！」
＜戦闘＞
コアラ
「ありがとーございましたー。
おかげで沢山のパップを作ることができましたよー」
コアラ
「これは、お礼ですー」
サーバル
「わーい、パップだ！ありがとうー！」
サーバル
「あ、そうだ。あのね、やっぱりパップの作り方を教えてほしい
んだけど……」
パークガイド
「サ、サーバルさん、その話は、ええと、ええと」
コアラ
「そうですねー。あー、そこまで言われますとー、ユーカリ集め
もお手伝いいただきましたいー」
サーバル
「わ、教えてくれるの！」
パークガイド
「え、わ、ええとー、あのー！」
コアラ
「まずー、ユーカリを食べますー」
サーバル
「うんうん……え？」
コアラ
「それを消化しましてーー」
サーバル
「食べて、消化して、それから……って、そ、そ、それって、つ
まり……」
パークガイド
「わああああああ！！！
え、ええとですね、あのですね」
コアラ
「というのが本来のやり方なのですがー、この姿になった今は、
また違った製法で行ってるんですよー」
パークガイド
「紛らわしい言い方しないでくださいー！」
サーバル
「ド、ドキドキしたよっ！」
サーバル
「はぁ……もー……えっと、それで、今はどういう風にパップを
作ってるの？」
コアラ
「あー、それは……………
秘密ですー」
サーバル
「やっぱりー！」
コアラ
「ふふふー。
知らないほうが良いことも、あるんですよー」
サーバル
「いたたた……」
コアラ
「あー、サーバルさんー、怪我したんですねー」
サーバル
「あ、コアラ。そうなの、ジャパリバスから降りる時に思いっきり転んじゃって……」
コアラ
「よしよしー、痛かったですねー。
私のパップで治してあげますからねー」
サーバル
「ありがとうー！
コアラはいっつも優しーから、ついつい甘えちゃうんだよね。
私だけじゃなくて皆もだけど」
コアラ
「んー、私は甘えられると嬉しいのでー、どんどん甘えてほしい
ですねー。よーしよしよしー」
サーバル
「そ、そんな、優しく撫でくり回されたら……ふにゃあ……」
サーバル
「って、危うくヘブンな気持ちになりかけた！？
コアラの優しさの恐ろしさの片鱗を見たよ……！」
コアラ
「えー、サーバルさんは大げさですー」
サーバル
「んー、いつも甘やかしてもらってるから、たまには恩返しした
いなぁ。ねぇねぇ、私たちにして欲しいことないかな？ 」
コアラ
「して欲しいこと、ですかー。
そうですねー、じゃーーー」
コアラ
「ユーカリ集めにご協力いただき、ありがとうございますー」
サーバル
「コアラのパップはユーカリから作るんだもんね。
いつもお世話になってるから、これくらい当然だよ」
パークガイド
「パップは本来、コアラさんが赤ちゃん用に作る離乳食なんです
よ」
コアラ
「はいー、でも、今使ってるのはトワさんの
お守りの力のおかげで、皆さんの怪我が治せるようになったも
のなんですー」
コアラ
「トワさんにはー、いつも感謝してるんですよー」
パークガイド
「さて、皆さん。
こちらが、ユーカリの群生地です」
パークガイド
「セルリアンが居ると情報がありますので、気を付けてくだ
さいね！」
サーバル
「よーし、セルリアンを倒してユーカリをいっぱい採るよ！」
コアラ
「お願いしますー。
でもー、あんまり怪我しないよーに気を付けてーくださいねー」
サーバル
「よーし、ユーカリをたくさん採るぞー」
コアラ
「採るユーカリは新芽をお願いしますねー」
＜戦闘＞
サーバル
「……うう、何これ……。ユーカリの葉、ぜんぜん美味しくな
いよ！？」
パークガイド
「あ、食べちゃったんですか……？」
パークガイド
「ユーカリの葉は昆虫などに食べられるのを防ぐためにタンニン
や油分が多く含まれて居るのです。だから、消化に悪くて本来
あまり食用には適さないんですよ」
パークガイド
「実はコアラさんとはいえ、限られた種類のユーカリしか処理は
できません。ここにあるユーカリの新芽は、ちょうど良いので
す 」
コアラ
「なので、私がパップにしちゃってから皆さんに提供してるんで
すよー」
サーバル
「ふぅん、なるほどねぇ。
ところで、パップってどうやって作るの？」
コアラ
「気になりますかー？」
サーバル
「うん、教えて教えて！」
パークガイド
「あ、その、サーバルさん……それは……」
コアラ
「作り方は秘密ですー」
サーバル
「えーー、教えて教えてー！」
コアラ
「えー、ひーみーつーでーすー」
パークガイド
「あ、あの、セルリアンが来ましたよ！」
＜戦闘＞
コアラ
「それでは、ちょっと奥の方でパップを作って来ますねー」
コアラ
「作ってるところを覗いちゃ駄目ですよー？」
サーバル
「行っちゃった。
……うー、気になるなぁ。パップってどうやって作ってるんだ
ろう」
サーバル
「ね、ガイドさんもきになるよね！」
パークガイド
「え、あ、私、ですか？
ええと、そうですねぇ……その、気になるというか、気にしな
い方がというか……」
サーバル
「なんだか歯切れの悪いガイドさん……。
うーん、やっぱり、コアラが戻ってきたら、もう一度聞いてみ
ようっと」
コアラ
「あーれー」
サーバル
「今のは、コアラの悲鳴！？なんか危機感ゼロだけど！」
パークガイド
「わわわ、セルリアンに襲われたみたいですね！
トワさん、助けに行きましょう！」
＜戦闘＞
コアラ
「ありがとーございましたー。
おかげで沢山のパップを作ることができましたよー」
コアラ
「これは、お礼ですー」
サーバル
「わーい、パップだ！ありがとうー！」
サーバル
「あ、そうだ。あのね、やっぱりパップの作り方を教えてほしい
んだけど……」
パークガイド
「サ、サーバルさん、その話は、ええと、ええと」
コアラ
「そうですねー。あー、そこまで言われますとー、ユーカリ集め
もお手伝いいただきましたいー」
サーバル
「わ、教えてくれるの！」
パークガイド
「え、わ、ええとー、あのー！」
コアラ
「まずー、ユーカリを食べますー」
サーバル
「うんうん……え？」
コアラ
「それを消化しましてーー」
サーバル
「食べて、消化して、それから……って、そ、そ、それって、つ
まり……」
パークガイド
「わああああああ！！！
え、ええとですね、あのですね」
コアラ
「というのが本来のやり方なのですがー、この姿になった今は、
また違った製法で行ってるんですよー」
パークガイド
「紛らわしい言い方しないでくださいー！」
サーバル
「ド、ドキドキしたよっ！」
サーバル
「はぁ……もー……えっと、それで、今はどういう風にパップを
作ってるの？」
コアラ
「あー、それは……………
秘密ですー」
サーバル
「やっぱりー！」
コアラ
「ふふふー。
知らないほうが良いことも、あるんですよー」
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